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■予備知識 |
見学するとき、その観光地の予備知識を事前にもっておくことにより、見方が違ってみえてくるから不思議ですよね。(^^; お城なんかでも「あ、実際にここの場所にお殿様が座ってたんだなぁ〜」と思うだけで、なんか時間を越えた不思議な世界を感じとることができますよね。
ということで、歩く前にちょっとだけ奥入瀬渓流を調べてみましょう。誰がいつごろここの奥入瀬渓流を発見したのでしょうね?100年とか200年じゃなく、もっともっと古い縄文時代の人間も、ここを見たのでしょうか???
十和田湖国立公園協会・・・>>>
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■位置 |
奥入瀬渓流は、八甲田や十和田湖を含む十和田八幡平国立公園の一部です。青森県十和田市十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から、十和田湖焼山までの長さ14.2kmわたって流れる渓流。簡単に言うと、十和田湖から流れ出る川のことを「奥入瀬渓流」ということです。(^^♪十和田湖と奥入瀬渓流はセットなのです。全行程の標高差は約200メートルと言われています。そんなに急な坂というイメージではありません。 |
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■歴史 |
・今から約千年前、我が国で最も大きな火山爆発である御倉山の爆発により現在の中ノ海ができたと言われています。奥入瀬渓流もこの噴火以降に形成された、ということになりますね。(青森の道ドライブマップ・・・>>>)
明治の末には, それまで原始そのままであった渓流一帯に観光や産業振興のための道路が整備され始めたということです。大正時代になってから自然が法律によって守られるようになりました。(「奥入瀬渓流-夏」・・・>>>)
・1928年(昭和3年)---十和田湖とともに名勝及び天然記念物に指定。
・1936年(昭和11年)---十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に指定
・1952年(昭和27年)---特別名勝及び天然記念物に格上げされる。
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■散策時間 |
あるサイトで「石ケ戸から子ノロまで」は2時間30分と書いてあったので、その計画で歩いてみることにしました。、、、、が、とてもその時間で歩くことができませんでした。途中で写真撮影したこともあったのですが、実際上流を目指して歩いたところ、私のかかった時間は4時間30分。写真に要した時間はまとめて1時間ぐらいとしても、かなりの誤差がありました。子ノ口で待たせてあった人との時間オーバーのため、後半はほとんど走り足で歩いたほどです。(^^♪
以上のことから、私の場合、今回と同じコースを歩く場合、ゆっくり写真撮影も兼ねることから次回は6時間で計画を組むことにしました。

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■オススメのコース |
焼山から子ノ口の全コースより、以下のコースがオススメです。(奥入瀬渓流ガイドマップ・・・>>>)
@時間節約集約コース
雲井の滝〜子ノ口
A時間たっぷりじっくりコース
石ヶ戸〜子ノ口
雲井の滝から子ノ口までは車道から少し離れた道を歩くことになります。車道からは見ることができない滝や流れも多いことから、最低でも雲井の滝から上流がオススメです。もちろん方向はちょっと大変ですが、「登り」です。(^^♪理由は次を読んでみてください。(^^♪
▼クリックすると拡大画像が開きます。

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■コースの歩き方 |
では、どっちから観光した方がいいのでしょうか。
普通、歩くのであれば高いほうから、低いほうへ歩くと楽なのですよね。ということは十和田湖から下って、奥入瀬渓流へ---でも、これはオススメできません。観光するかたの半数は、わざわざ奥入瀬渓流の坂をのぼって、十和田湖へと向かっているのです。
おわかりですか?(^^; 低いほうから高いほうへ向かって歩くと「渓流の流れは自分へ向かって見えてくる」のです。そうです、その流れの美しさを楽しむため、みなさんわざわざ苦労しながら低い奥入瀬渓流から十和田湖へとのぼりを歩くのです。
それともう一つの理由。これは自分だけかもしれませんが。
深いブナやカエデの木々に囲まれながら大自然の中を流れている奥入瀬渓流。大自然という深く長いトンネルをずっとずっと時間をかけて歩いていくのです。

頭まですっぽりと自然の中。空はあまり広くなく、木々と渓流だけの世界。そしてずっと歩きどおしが終わったとき、ぽっかり大きな青空と湖水が目の前に開けるのです。そうです、グリーンが一転して十和田湖のブルーの世界。長い緑のトンネルを抜けると、そこは十和田湖だった。(^^♪という感じですね。その色や風景の転換もいいですが、底抜けのブルーの開放感も素晴らしいです。
物語はじわりじわりと進み、クライマックスは最後がいいですよね。v(^^;
以上のことから、みなさん十和田湖をめざして登るコースを歩くのでしょうね。
奥入瀬渓流の壁紙はこちら・・・>>>

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■きれいな水 |
下の写真は、十和田湖から流れた出たばかりの奥入瀬渓流へ流れる水。まったく写真加工をしておりません。これが下ってすぐに奥入瀬渓流の流れを作り出す主人公ととなるのですが、すっごいキレイですね。(^^♪写真を撮りながら自分自身でびっくりしたほどです。今どきこんなにキレイな水と出会うなんて滅多にないと思いますし、水ってこんな色をしてたんだぁ、、、、と。
川底の藻が色鮮やかに見えます。
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■流れの美しさ |
14Kmに対して高低差200メートルというちょうどいい斜度だからかもしれませんが、その途中で急な流れもあれば、ゆるやかな流れもあり見る人の目を楽しませてくれます。その流れの中に残る岩がまた渓流の流れを変え、その連続が織り成す風景がとてもきれいです。その岩は、長い時の流れの中でコケをまとい、広葉樹が種を落として岩の上に立派な成木となっていくのでしょう。そして太陽がその木を照らす時、なんといえない幻想的な世界を創り出してくれるのです。

ここでは水、石、木、植物、そして太陽という自然がバランス良く偶然に見せてくれるショーなのかもしれません。とても人間の手では作り得ない、自然が偶然作ることができた私たち人間への遺産なのかもしれません。と同時に自然の大切さを私たちに教えてくれているのかもしれません。

渓流の写真はこちらをどうぞ・・・>>>
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■滝 |
奥入瀬渓流には銚子大滝をはじめ、雲井の滝、白糸の滝、九段の滝などをはじめいくつもの滝があります。渓流の本流での滝は銚子大滝が唯一の滝であって、他の滝は本流へ注ぐ滝となっています。歩いていると木々の間から、断崖絶壁から白く流れ出る滝をいくつも見ることができます。中には滝つぼまで行くこともできる滝もあるようです。
▼段になって落ちる雲井の滝

銚子大滝は幅が約20メートル、高さが7メートルでこの滝が魚の遡上を阻害してきたため、十和田湖には昔魚が住んでいなかった、とも言われています。下流から上流へ向かって最後のフィナーレを飾るにふさわしく勇壮な姿に圧倒されます。(ここはおススメの写真撮影スポットです。)

▲この写真の壁紙はこちら・・・>>>
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■岩、石と植物 |
奥入瀬渓流を歩いていると断崖絶壁のような岩の壁があちこちで見えてきます。また遊歩道のあちこちにはコケをつけた岩や石が。これからもわかるように、この渓流は岩でできているのですね。ま、ほとんど渓流と名のつくとこはそうかもしれませんが、、、。(>_<)しかもそのほとんどの石や岩にはコケや木々が生えています。ただの石ではなく、コケ付きの石。それがまた美しい風景の立役者に違いありません。
あちこちで岩に生えている巨大な木に出くわします。根をあちこちに伸ばしながら大きな岩にそびえたつ力強い姿、生命力には圧倒されてしまいます。
岩のコケに種が落ち、その水分によって少しずつ根を伸ばして今日のような岩の上に生える巨大な木になったのでしょう。
また、珍しい植物と出会いました。(^^♪木々の緑一色の中に、真っ青な美しい色をした「エゾアジサイ」。ガクアジサイにちょっと似てますが、派手さもなく、素朴な小さいかれんな花がとても印象的でした。梅雨明けしたばかりの今の時期、散策路のあちこちで観察できます。
渓流の花の写真---青森の森(奥入瀬渓流)・・・>>>
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健やか総本舗亀山堂
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■深い原生林
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散策して注意して見ると、渓流を飾っている原生林はナラやブナの広葉樹です。杉などの針葉樹はまずほとんど目にすることがありませんでした。広葉樹林だからその緑の葉っぱをとおりぬける日差しも柔らかく感じるのかもしれませんね。(^^♪ピーンと張りつめたようなマイナスイオンを体じゅうで受けながら、新鮮な気持ちで散策できます。歩いているから汗をかくのですが、気持ちのいい汗がかけるみたいです。夏場でも気温も低く、ひんやりと感じるほどです。(青森市内で25度だったのが、ここでは20度でした。)
また広葉樹だから秋になると、葉っぱが紅葉して、それがまた美しさをメイクアップしてくれるのですね。(^^♪

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■渓流の水面すれすれに散策
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奥入瀬渓流の散策コースは、渓流に沿って水面すれすれに歩けるように出来ています。手を伸ばせば渓流の冷たい水の触感が楽しめます。まるで広大な庭のような感じです。車道からは見ることができなかった隠れた穴場の風景も楽しむことができました。やっぱり歩いて見るとそれだけのメリットもあるのですね。今回実感しました。(^^♪
そして景色の美しい所などには、休憩できるように木のベンチが用意されていて、ここで昼食をとる観光客もあちこちで見かけました。いいですよね、大自然に包まれながら、時間を忘れてゆっくり食事をする、って。

そうそう、散策路に敷いている「石」ですが、途中「木のチップ」を敷き詰めた道路も歩きました。自然を壊さないようにするための工夫なのでしょうか。
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▲渓流のあちこちでキャンバスに向って絵を描く姿がみられます。 |
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■年間をとおして水位が同じ
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奥入瀬渓流には洪水が無いそうです。年中一定の水量で流れるため、水面すれすれまでコケのついた石や景色が保全される、と。確かにそう言われてみると、洪水の形跡らしいものを目にすることはありませんでした。それだから渓流に倒れた木もそのままの形で残っているのですね。
水量が一定なのは、十和田湖から流れはじめたあたりに、水量を操作する調整門があってそこで水量を調整しているみたいですね。納得です。(^^♪この役割はかなり重要だと思います。そうそうここの調整門あたりの水の色。見てください!この透明度。(^^♪透きとおる無色。十和田湖から流れはじめたばかりの水ってこんなにも透明感があってキレイだったのですね。これも今回歩いてみて、はじめて発見したのです。(^^♪
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■ごみが無い
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歩いてみてゴミについて不快な思いをした記憶はまったくありませんでした。タバコや空き缶など、いま思い起こしても思い出せないぐらいです。(^^♪所どころに「ゴミは持ち帰りましょう。」という看板を目にします。ゴミ箱もありません。キレイな観光地は気持ちいいものですね。(^^♪
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←道路の脇に建てられている反射板も木製。さらにガードレールも金属ではなく木とロープ製です。自然との調和を大切にしているのだと思います。 |
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奥入瀬渓流の壁紙はこちら・・・>>>
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▼編集後記 |
緑色一色に包まれた奥入瀬渓流の中にずっといて、わかったのが「緑色にもいろんな種類があるもんだ」と。色鮮やかな緑、黒味がかった緑、黄色に近い緑、、、、など、いろんな緑の色。近くにこんなに素晴らしい観光地があるなんて、いまさらながら思い知らされました。その素晴らしい自然を少しでも多くのかたに見ていただきたく、今回は奥入瀬渓流に三回チャレンジしたのでした。(^^♪
自分勝手にまとめてみました。(^^♪皆様のご意見ご感想をお待ちしております。m(._.)mまた、参照させていただいたサイトのオーナー様には、この場をおかりして感謝申し上げます。ありがとうございます。
ご感想ご意見はこちら・・・>>>
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■リンク奥入瀬渓流 |
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十和田湖国立公園協会 |
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